2017年10月28日に京都コンサートホールで行われた大阪フィルハーモニー交響楽団の「京都特別演奏会」に行ってきました。今回はクラシックギターリストの荘村清志、鈴木大介、大萩康司、村治奏一さんらも参加した豪華な演奏会になりました。
曲目
- ラヴェル/スペイン狂詩曲
- ロドリーゴ/アンダルシア協奏曲(4本のギターとオーケストラのための)
- ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
- アンコール:Masquerade: Waltz – Aram Khachaturian
たどる昔の記憶
人生で初めて聞いたオーケストラは小学生の時聞いたどこかの中学校(高校?)の吹奏楽部の演奏でしたがあまり覚えておらずそのときのことは語れることは多くないですね。それからクラシックを普段の生活の中で聴くことはありましたが生演奏からは遠く、気づいたら8年ほど経っていました。
今回は大学生になってからクラシックギターを始めた影響もあり、実際に生演奏を聴いたことのある大萩康司さんや、大好きなコダマスケッチの作者である村治奏一さんが出演されるということで、迷わずチケットを買ってしまいました(あまりオーケーストラは意識してなかったです。)
オーケーストラの迫力に圧倒
余計な情報を排除しなるべくニュートラルな視点で観に行くために曲の予習を全くしていませんでしたが、その迫力に圧倒されました。普段イヤホンで音楽を聴く際にはわかりにくい、楽器の配置などの立体感も感じられこれまで聴いたいたのは何だったのか?と思わせるほど。単純なPowerrrrrrrr(ジェレミークラークソン風)だけでなく、繊細さも兼ねた緻密な演奏でしたね。
アンダルシア協奏曲はギターとの共演でしたが、オケの迫力は健在。ギターも複雑な運指で綺麗なな音を奏でており、上手く組み合わさって素晴らしい演奏でしたね。
「ハイレゾ音源を7万円のイヤホンで聴くより、2500円で生演奏を一回聴く方が良い」とTwitterでも書きましたが、生演奏を聴きに行くことは楽器を弾く上でも、日常生活を送る上でも得ることのできないものをもたらしてくれると思います。(何を得るかは人それぞれですが)