macOS 10.15 CatalinaでRStanがまともに動かなくなって苦労したので、CmdStanをインストールしCmsdStanRをインストールして使ってみることにしました。
実際にインストールする上でエラーが生じ。困ったことがあったので、それについても合わせて記載しておきます。
CmdStanとCmdStanRのインストール
①RStudio上でインストールする方法
devtools::install_github("stan-dev/cmdstanr") library(cmdstanr) install_cmdstan()
RStudio上でインストールする場合は、上記のコマンドを一行ずつ実行していきます。
ちゃんと” Finished installing CmdStan to /Users/somemasu/.cmdstanr/cmdstan-2.23.0″とでていれば良いのですが、筆者の場合エラーをはいてしまいどうにもなりませんでした。もしエラーを吐いた場合は、下の「エラーの対処法」を参照してください。
②ターミナルからインストールする方法
CmdStan, the command line interface to Stan. Contribute to stan-dev/cmdstan deve…
github.com
まず、上のサイトから”cmdstan-2.23.0.tar.gz”というファイルをダウンロードし、ダウンロードフォルダに入っていることを確認しておきます。
cd /usr/local sudo tar zxf ~/Downloads/cmdstan-2.23.0.tar.gz sudo /usr/sbin/chown -R $USER cmdstan-2.23.0/ sudo /usr/bin/chgrp -R admin cmdstan-2.23.0/ cd cmdstan-2.23.0 make -j4 build
あとはターミナルで上から順番に上のコードを一行ずつ実行するだけ。
install.packages("devtools") devtools::install_github("stan-dev/cmdstanr")
インストールが完了したら、devtoolsからcmdstanrをインストールします。パッケージのインストールが完了すれば利用可能。
ちなみにターミナルからインストールするのは、上の記事を参考にしています。
もしコンパイルなどでエラーが発生する場合は下の「エラーの対処法」を参照してください。
コンパイルできないなどのエラーが生じた場合
まず、キーボードの”Shift”+”Command”+”.”を押して、隠しファイルを表示できる様にします。
おそらくRのデフォルトのディレクトリであるユーザー名直下へ移動し、”.Renviron”というファイルを削除した上で、RからCmdStanrをインストールし直すと、筆者の環境では通常通り使用できる様になりました。
This is in reference to Dealing with Catalina. I have been unsuccessful getting …
discourse.mc-stan.org