Google Cloud PlatformでRStudio Serverが動かないときの対処法

Google Cloud PlatformでRStudio Serverを使おうとしたところ、RSttudio Serverがエラーを吐いて起動しなかったのでそれに対する対処法のメモ。

環境

  • R 3.6.0
  • RStudio Server 1.2.1335/1.2.5019
  • Ubuntu 16.04/18.04

最新版のRをダウンロードすると、現在では3.6がダウンロードされます。これが一部のRStudio Serverとの相性が悪いらしく、RStudio Serverの1.2を利用しようとすると”Failed to start RStudio Server”と出てしまい、エラーがでて起動しなくなります。

このあたりは詳しくないのでいまいち原因がわかりませんが、対処法を見つけたので紹介します。

解決策:Rのバージョンを落とす

かんたんな解決策はRのバージョンを落としてしまうこと。

sudo apt-get -y --allow-downgrades install r-base-core=3.5.0-1bionic
sudo apt-get -y --allow-downgrades install r-base-dev=3.5.0-1bionic
sudo apt-get -y --allow-downgrades install r-doc-html=3.5.0-1bionic

下のサイトを参考にダウングレードしようとしたものの、Ubuntu 18.04LTSではうまくいかなかったので、コードを改変してみました。末尾をxenialからbionicに変更するとうまくいくように。xenial は16.04の開発コードらしく、18/04はbionicなのでバージョンに合わせて変更する必要があります。

#初めに自分の研究室にやってきた留学生の子が、研究室のPC(Ubuntu 16.04 LTS)にRをインストールする際、最新のRではなく、その子が普段使っている…
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